プリザーブドフラワーは生花のような瑞々しさを数年間楽しむことのできる、とても優れたお花です。
ぜひブーケやリースなどのアレンジメントに取り入れていただきたい花材ではありますが、どんな花でもプリザーブドフラワーにできるわけではありません。
前のブログでもご紹介しましたように、プリザーブドフラワーは薬剤で処理をした花になります。
ですので、薬剤の処理に耐えられるかどうか…というのが、お花をプリザーブドフラワーにできるかどうかのポイントになります。
つまり、薬液をつけたときの液体の重みで花びらが取れにくく、もし取れてしまっても誤魔化せそうな(言葉は悪いですが、、)ものになりますが
とっても簡単にまとめますと、
花びらが多いものほどプリザーブドフラワーにしやすいと言えます。
ただし、私は決して自分でプリザーブドフラワーを作っているわけではありませんので(何度か試みましたが、自分で綺麗なプリザーブドフラワーを作るのはなかなか難しいです。この話もまたどこかでブログにできたら書いてみたいと思います)、上記のポイントはあくまでプリザーブドフラワーを扱ってきた上での個人的な経験則の話になりますこと、ご了承くださいませ。
そんなプリザーブドフラワーの代表的なお花を3つご紹介させていただきます。
1つ目のお花は バラ です。
プリザーブドフラワーといえば、バラ!というくらいに、プリザーブドフラワーのアレンジメントにはバラのお花が入っています。
大きさや色の種類展開も豊富で、とくに日本のメーカーさんが作るプリザーブドフラワーのバラにはとても繊細な色ものが多いです。
流行のくすみ系カラーのものも充実しており、私も毎シーズン新色を楽しみにしています。
二つ目のお花は アジサイ です。
細かいところを埋めるのにはもちろん、量感をしっかり取ればアレンジメントのメインにすることもできるとても有能なお花です。
こちらも色の展開が豊富ですので、きっとお好みのものに出会えると思います。
三つ目のお花は かすみ草 です。
プリザーブドフラワーのかすみ草で人気のあるのは「ソフトミニかすみ草」という花弁が小さいかすみ草だと思います。
ふわふわとした見た目がとても可愛らしく、色の種類も豊富です。
この3つ以外にも、カーネーション、ガーベラ、アスター、菊、ジャスミン、ブルースターなど、プリザーブドフラワーにできるお花はまだまだあります。
ただ、どうしてもプリザーブドフラワーに加工しにくいお花、もしできても相当高価なお値段になってしまうお花もございますので、アレンジメントでご希望のお花がある場合には、一度ご相談いただけましたら幸いです。